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MESE

会社経営を通じて意思決定力を育成するマネジメント・シミュレーション・プログラム

MESE(Management & Economic Simulation Exercise)は、コンピュータを活用して意思決定力を養成するシミュレーション・プログラム。「意思決定には"結果"と"責任"が伴う」という理解と認識を経て、広い視野にもとづく自律的判断力(考える力)、意思決定力、他人と違う意見をもつ勇気、異質の意見に対する寛容性、コスト意識など、社会生活に必要な基本的資質を育みます。

  • 対象:中学生~大学生

教育内容

1クラスの生徒(約40名)を平均5名ずつのチームに分け、各チームを一つの企業として設定します。各チームは仮想上の商品の価格・生産量・販売費・設備投資額・研究開発費をいくらにするか論議を行い、各項目を意思決定します。意思決定した内容をパソコンに入力。その後、各チームごとに出力される業績レポートを分析して次の意思決定をします。数回の意思決定をくりかえし、最終時点での業績No.1を競い合います。他チームとの業績比較は、シミュレーションに組み込まれているMPI(格付指標)によって行われます。

パソコンは一教室に一台でよく、ソフトは英語版と日本語版の2種類があります。MESEは、教室で先生が授業することを前提としています。ただし、MESEとは実際どのようなものか、先生にご覧戴くために、講師を派遣しての出張模擬授業を、一回に限り実施しています。対象は、先生でも生徒さんでも構いません。10名~40名程度を対象に行います。試用のための出張模擬演習には、企業社員またはジュニア・アチーブメントのスタッフが派遣されます。講師料・教材費などはかかりません。講師派遣の交通費実費のみ申し受けます。

なお、校内教員研修、教育委員会主催の研修会、各種教育研究会主催の研修会などの場合には、2~3時間のMESEを含めた研修も実施しますのでご相談ください。(お問い合わせフォームへ

通常の授業では長時間の拘束に耐えられない生徒たちも、「自分たちの意思決定で会社の業績を上げたい」という共通の強い動機が生まれるため、ディスカッションに没頭し連続演習も苦になりません。最初はゲーム感覚で始めますが、次第に真剣さが増し、最後には多くの生徒が「これはゲームではない」と感じます。

知識と情報の集積
組み合わせによる仮説の設定
仮説の検証過程における考案
メンバー全員によるディスカッション
偶然的な好結果より、必然的なプロセスを重視
意思決定の質と責任意識を向上

展開例(ここをクリック)

など多くの事例がありますのでお問い合わせ下さい。