自分で働いて頂いた給与で何かを購入するという事が大切だと身をもって体験した訳ですが、これはあくまでも様々なお膳立てがある中で可能な体験であり、ごく限られた職種に限定されているという事実も同時に知ってほしいと思います。セブンイレブンで働いた息子は「大変だった」とやや自慢気に話していたものの「ところで、お店の品物は誰がどうして当初から置いてくれたのだろう」と問いかけると言葉につまっていました。今回は本当に狭義な意味での勤労体験でしたが、社会科などで更に色々な働く場についてご紹介頂き（第1次産業～第3次産業まで）子どもたちの可能性を広げて行って欲しいと思います。伊藤小５年生の保護者の方々を見回しても様々なご職業の方がいらっしゃるので、「物作りからサービス」「個人企業から公共の職場」などというテーマで話していただけると興味が湧くのではないでしょうか。