生徒と社員の体験レポート「15年前/後の自分自身」

2004年 セコム社員のレポート

K H さん

高校生にシャドウされて感じたこと

高校生が傍観者ではなく自分の分身であるよう、つまり会社の一員として仕事へ参加できるよう、また、高校生を扱うというより、新入社員を育てるという観点でジョブシャドウへと望みました。
普段何気なくやっていることをシャドウしている高校生へ説明することにより、結果として自分の仕事を客観的に見直し、また仕事に対する自分を自己分析することができました。

会議というイベントを経験してもらうシャドウタイムであったが、高校生を通じて私自身の会議への取り組み姿勢を見直し、仕事の主旨以外に無意識に何に注意していたかがわかり、自分自身をこれまでとは違った角度から分析できました。

高校生からの素朴な質問に答えることにより、普段は考えることのない(考えることを忘れていた)こと、例えば就職活動時や入社時に考えていた、「セコム」という会社への自分の思い、「仕事」とはどういうことか等といったことを思い出し、さらに今までの会社での経験を積んだ後、この考えがどのように変わったかといったことを考える機会となりました。

私にとってのジョブシャドウは、自己分析と自分の成長を測る良い機会でした。

シャドウした高校生に伝えたいこと

「仕事」は「勉強」とは異なり、自分ひとりでは成り立たず、一つのことをなし得るためには色々な人が関わっているということを実体験として経験して欲しく、敢えて会議という場を設けたがその雰囲気は伝わったでしょうか。複数の人が関わること(仕事)を円滑に進めるためには、当然仕事の本質も重要なのだが、それ以外のところ、例えば資料の配布の仕方、会議の雰囲気作りなどといった、仕事の本質以外の他の人への配慮といったことが、仕事の本質と同じぐらい重要となります。このことは仕事だけでなく、私たちが暮らしている「人間社会」にとって重要なことだと思います。今回のシャドウで断片ではありますが経験した「人への配慮」をもう一度考え直してみてください。

萎縮せず、自分の疑問に思ったことを堂々と素直に聞く姿勢は大変素晴らしかったです。自分から傍観者の殻を打ち破り、積極的に会議へと参加してくれた積極性は是非とも大切にしてください。社会に出ると待っているだけでは何も得られず、自分から積極的に行動しなければ、気が付くと置きざりになっていた、ということが多々あります。私は、積極性というものはこれから経験するであろう様々な場面で必ずやプラスに作用することと思います。

集中すると2時間などあっという間だったということも大切な経験だと思います。この経験を通じて普段何気なく浪費している「時間」というものをもう一度考えてみてください。特に今回は「会議」という大勢の人が関わるような場面での「時間」は、自分の「時間」だけではなく、参加者全員の「時間」を浪費しているという意識から、「時間」の大切さを考えてみてください。

S U さん

高校生にシャドウされて感じたこと

自分の仕事する姿を、高校生とは言え外部の方に見られるという緊張感を楽しませてもらいました。なにぶん始めての経験であったので、できるだけ自分が15,16歳ごろのころを思い出しながら、当初は「どう見せようか」と思いながら始めましたが、時間に立つにつれ、仕事に集中したので、かなりありのままを見せることができたのではないかと思います。

今回、細倉さんにお見せしたのは、外部の人を交えた、セコムのある商品の未来についてのブレイン・ストーミングでした。長い時間に亘って、議論ばかりしたので、きっと訳がわからず、コックリしてしまうのではないかと、少し心配しましたが、2時間の間、集中して後ろで聞いてくれていました。素直に、「凄いな」と感心しました。できれば、もっと二人で話をしても良かったかも知れません。

シャドウした高校生に伝えたいこと

事前の予習もせず、いきなり本番の会議に連れ出して、きっと訳のわからない内容で、面食らったのではないのかな?と少し心配しています。もう少し説明する時間があっても良かったのではないかと反省もしています。

外部の人との会議にしたのは、その方がきちんとした言葉で伝えることができるのではないかと思ったからです。彼らのプレゼンテーションをどう思いましたか?もし良かったら教えてください。

会議自体は何の結論も出ずに終了しましたが、あの会議は結論を出すことを目的としたものではなく、「一緒に何かを作り出していこうよ。一緒に考え、悩みを言い合おうよ。」という、いわばみんなで「葛藤する」会です。一見格好よくない「会議」や「葛藤する」ことがどうして「仕事」なんだろうか?と、考えてくれれば嬉しいです。

T S さん

高校生にシャドウされて感じたこと

今回のジョブシャドウでは、普段の日常の仕事ではなかなか味わえない緊張感を持って仕事が出来たというのが率直な感想です。実際、普段と変わらずシャドウ(影)を従えて業務を行うことは難しいことでした。

自分の担当業務の中で、如何に「静かな厳しさ」を表現できるかを検討し、ジョブシャドウの中の会議での発言が、高校生にどのように見られているかなど、改めて自分自身や担当業務を見つめ直す良い機会であったとも思います。

シャドウした高校生に伝えたいこと

2時間という本当に短い時間でしたが「仕事」を体験するという有意義な時間を過ごせたと思います。一つの商品(ココセコム)をどのようにして会社が販売しようとしているのか、またその障害は何か・・・など、赤裸々な会社組織の一部分を垣間見ることが出来たのではないでしょうか。

ジョブシャドウは、強制的なものではなく、自主的な参加であったと聞いています。その前向きなチャレンジ精神を忘れずに、何事にも目標を持って、まずは今の自分に出来ることから着実に進んで行って下さい。

これからの高校生活を送るに当って、進路や職業の選択をしなければならない場面が必ずやってくると思いますが、それまでの準備期間やその選択時に、今回のジョブシャドウの実体験が少しでも役に立ってくれればと願う次第です。

S O さん

高校生にシャドウされて感じたこと

「人がする仕事ではなく、仕事をする人を見に来る」ということで、いい緊張感のもと自然と自分自身を意識しました。そのことで、普段は会社の仲間や取引先・お客様から見られているということをあまり意識していなかったことに気付き、自分自身を第三者の視点で見る(チェックする)よう心掛けたいと考えました。
また、社会における、会社における、家庭における自分の役目を考えてみる良い機会になりました。

スケジュール的には、シャドウタイムが終わったあとに、田島くんや他の生徒さんと対談する時間がほしかったです。久しぶりに刺激がある出来事でした。ありがとうございました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

以下、自分が学生時代から心掛けている事項です。参考になれば幸いです。

その1:姿勢を正す。不思議と、見方・考え方・生き方も真っ直ぐになる。
その2:毎朝、自分の意志で起きる。人に言われて動くのではなく自ら動く習慣付け。
その3:一日の中で、自分自身と話す時間をつくる。
その4:本気で何かに取り組む。(陸上もがんばってください。)
その5:なりたい自分をイメージする。そのために必要なことをする。
(勉強も仕事も人生のなかの一部であり全部ではない。)

S H さん

高校生にシャドウされて感じたこと

久保田君、当日はごくろうさまでした。
だいぶ緊張されていたようでしたが、どうでしたか。(私も君以上に緊張しましたよ。)『ジョブシャドウ』という言葉の意味さえ今回初めて知りました。日本では、まだまだ学歴社会が強く、自分が希望する職種(職業)に行くには幾多の壁を乗り越える必要があると思われます。一流の学校、一流の企業という概念にとらわれ、<自分は将来何をやりたいのか>、<何に向いているか>の自己診断が出来ない現状と思います。
その意味で今回のジョブシャドウは『仕事とは何か』を知る貴重な体験であると思います。

セコム本社総務部・ビルサービス課が会社組織内でどういう役割を持つ部署なのか感覚的に判ってもらえたことと思います。・・・・2時間では無理かな?これから自分の将来の方向性を決めてく上で、今回私のシャドウとなり仕事をしたことを少しでも思い出してくれれば幸いです。

久保田君の自己紹介で「正義感が強いから、警察の仕事をしたい。」と言っていましたが、あまり早くに決めるのもどうかと思います。世の中いろいろな仕事がありますので、学校を卒業するまでじっくり考えてみて下さい。(但し、目標を持つことは大事です。)

シャドウした高校生に伝えたいこと

まだまだ時間はありますので、様々な分野を体験し、いろいろな方々の意見を聞き自分に最適な職業を見つけてください。
決して誤った道に足を踏み外すことなく、正義感を抱き、残りの学生生活をエンジョイして下さい。

将来、社会人となった久保田君と再会できる機会を楽しみにしております。 ガンバレ・がんばれ・久保田!!

Y S さん

高校生にシャドウされて感じたこと

ジョブシャドウ前日の中許専務理事さんの説明がなければ、シャドウ当日その実感が湧かなかったかもしれません。

生徒さんのじっと覗き込んでいる感じが如実に感じられました。本当に影のように付き添っておりました。

初めての経験でしたが、参加された生徒さんがこれからの人生において確かに役に立ったと思えることを切に思う次第です。

シャドウした高校生に伝えたいこと

旅行会社の仕事(広い意味で営業業務でしたが)の概略だけでも感じてくれればと思います。実際、生徒さんには国内航空券・JR券の発券をしてもらいました。この航空券等は、確実に出張者にご利用頂きましたので、少しばかり自慢して下さい。

プロフィールによると「人と話すことが好き。人に気を使うことが出来るようになった。」と有りました。これからは、もっともっとパソコンの世界になって行くでしょうが、人と人との実際の会話も大事です。ジョブシャドウを通じて感じ、思ったことを大切にし邁進されることを望みます。

H M さん

高校生にシャドウされて感じたこと

今回のジョブシャドウを経験させて頂き「自分の仕事はいかなるものか」を、改めて問いただす良い機会となりました。医療事業の中にあり、健康を考える部署である健康開発部において、しかも、直接口に入れるものを販売する責任上、日頃から、社会全体と仕事の関わりを問う機会は度々ありますが、今回は、これからの社会を担う方々に何を伝えられるのかを、新たな気持ちで真剣に考える時間を持つことが出来たと思います。今回の取り組みは、私自身にとっても、大変有意義な経験となりました。このような場を与えていただいた事に、感謝しています。

また、マスコミ等で中高生が起こす事件が取り上げられることにより、私達大人は、彼等全体に対して良くないイメージを持つ傾向にあるように思いますが、それが間違った認識であると確認出来るのは、実際に彼等に接してみて初めてわかる事なのではないでしょうか。イメージや思い込みで決め付けて身構え、必要のない隔たりを作っている根本原因は、大人である私達自身の中に存在するのかもしれないと、今回、反省を込めて痛感しました。

ジョブシャドウで、たくさんの事を教えてもらったのは、もしかしたら、社会人として位置付けられている私達の方ではないかと思います。今後もこのような取り組みを継続していただくことによって、自分の仕事の社会的意義を、改めて自問するチャンスに巡り合える人が、1人でも多くなることを願います。

シャドウした高校生に伝えたいこと

どんな職種においても、仕事というのは、人との関わりが重要になると思います。どのような人間関係を構築出来るかによって、仕事の仕上がりも微妙に異なってくるのではないかと思います。今回、シャドウになって頂き、業者さんとの打ち合わせに一緒に参加して頂きましたが、こちらから何も言わなくても、名刺の受け取り方や、初めて会う業者さんへのご挨拶の仕方など、丁寧で、かつ、心が込もっており、とても気持ちの良いものでした。気持ちは人の心を動かすと思います。会っていただいた業者さんからも、大変折り目正しい方だと、お褒めに預かりました。是非、自信をもって、これからの人生を、切り開いて行って下さい。

今は、食の安全が厳しく問われる時代になりましたし、今後も更にその傾向は強まると思います。食を考える時には環境問題も含めて、幅広い視野でものを考える力が必要になってくると思います。健康食品の開発も、栄養士さんもそれに直結する仕事だと思いますので、情報をキャッチするアンテナを出来るだけ大きく広げて、これからも今まで通り、たくさんの事を考える習慣を、持ち続けて欲しいと思います。

2時間という短い時間で、仕事とはどういうものかという事を、どのくらい伝えることが出来たかわかりませんが、今回のジョブシャドウを、将来の進路を考える上で、少しでも参考にしていただければ幸いです。

M T さん

高校生にシャドウされて感じたこと

毎日、仕事に追われていると、「仕事とは何か」という働くことに対する根本的な意義を忘れてしまいがちですが、今回ジョブシャドウに参加し、私も働くことについて問い直す、大変有意義な機会となりました。しかし、日常的に仕事の説明をしたことはあっても、仕事の経験や知識がない高校生に教えることを考えると、非常に緊張しました。担当の高校生もとても緊張していましたが、その姿を見て、社会人になり仕事を始めた頃の自分を思い出し、初心に還ったひと時でもありました。

ジョブシャドウは短い時間ではありますが「する側」だけでなく、取り組み方によっては「される側」にも、実り多いものにすることができる、と認識しました。
企業の社会貢献の重要性について考えることの多い昨今、その一端を担わせて頂いたことに誇りを感じると共にジョブシャドウの取り組みが理解され、日本の社会に広く受け入れられれば、と思います。

この度はジョブシャドウに参加させて頂き、ありがとうございました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

誰でも初めての事を慣れない環境で行うのは、大変な緊張を伴いますが、その中にあって福永さんは一つ一つの仕事をとても丁寧に取り組まれていました。又、「時間までにこの仕事を最後まで終わらせたい。」と聞いた時は、責任感の大きさを感じました。その言葉を通して福永さんの日常生活での物事への取り組み姿勢が感じられ、とても好感がもてました。

今回のジョブシャドウの経験が、福永さんにとって仕事を考える良いきっかけとなれば嬉しいです。

"百聞は一見にしかず"と言います。例え2時間という短い時間でも、言葉では伝えることが難しい内容も実際に体験することによってダイレクトに感じ取ることができたのではないか、と思います。

今回の体験は小さな種まきのようなものですが、福永さんが社会人となった時に大きく芽吹くことを願いつつ、今後のご活躍を祈念致します。

福永さん、ジョブシャドウでご一緒させて頂いてありがとう。そして、お疲れ様でした。

M I さん

高校生にシャドウされて感じたこと

「ジョブシャドウ」を通して、仕事をしている自分を「見せる」ことがどれほど難しいかを知りました。中途半端にやっていたら、何も伝わらない。必死になって、情熱を燃やして、汗を流してやっとわかってもらえる。そんな単純なことがひしひしと感じました。

人の視線があるからといって、いつもと違う仕事をする必要がないとわかっていたのですが、だからこそ、「仕事」は何のために、どんなことを、どのように行っているのかを自分自身に問いました。シャドウされている間、これでいいのだろうか、もっと違った体験をさせてあげられるのではないか、との疑問が常に頭にありました。しかし、シャドウ時間が終了し、冷静になると、この不安はふだんの仕事に自信がなかったからだと気付きました。これからは、いつ誰にシャドウされても動じることがないよう、緊張感と集中力、そして情熱をもって仕事をしようと、気持ちを新たにしました。

私が「仕事をしている人」を背中で物語るには、まだまだたくさんのことが不足しています。今回の経験を土台に、一歩ずつ「言葉なくとも語る人」に近づけるよう日々努力します。そして会社から給料をもらう「サラリーマン」ではなく、会社に何かを還元できる社会人になりたいと思います。

「社会人とは」。当たり前すぎて見過ごしてしまうテーマを考えるきっかけになった「ジョブシャドウ」。シャドウされて得るものは大きかったです。ありがとうございました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

広報室は、新聞社やテレビ局といったマスコミ関係の窓口となっているため、華やかな部署のように見えます。しかし、実際は記者会見のための書類を作ったり、封筒1000枚に「広報室」のはんこを押したりと、地味な仕事も盛り沢山です。このような事務的な仕事はどのような会社(=組織)であっても、どのような部署であっても共通してあるもの。だからこそ頭をフル回転させて、自分なりのやり方を生み出してください。そうすれば、小さな仕事が自分が考えていた以上に役に立ったり、楽しくなってきたりします。

山口さんは、何かを企画したりデザインしたりするのが好きで、将来は建築について学びたいとのこと。今回の「ジョブシャドウ」では、そのものずばりの「社内報作成」を見てもらえず、とても残念です。ただ、社内報に限らず、たとえば営業員ならお客様への提案書を作成したり、技術者なら新商品のマニュアルを作成したりと、どの部署でも企画・デザインして、何かを生み出すチャンスはあります。企画、デザイン=「広報」や「宣伝企画」と限定せずに、自分の可能性を信じていろいろなことに挑戦してみてください。その中から、自分が本当にやりたいこと、めざしたいことが見えてくると思います。

最後にひとつ。いつも素直な気持ちで、周囲の人の言葉に耳を傾けてください。特に怒られたとき。むくれていては、何も進みません。素直な人は周りが助けてあげたくなります。いろいろな意見を聞いて考えて、それでも正しいと思って、しかも、ここぞ!というときにだけ意地をはりましょう。効果絶大です。

M O さん

高校生にシャドウされて感じたこと

ジョブシャドウと聞いて、最初は単に会社の見学として来るのかと思いましたが、説明会でその趣旨を詳しく聞いて、とても有意義な試みだと思いました。特に日本では自分の職業について真剣に考える機会が少ないように思います。現に自分が高校生の時、会社で大人は何をしているのかさっぱり分かりませんでした。当時このようなシステムがあって自分も参加していれば、職業選択の幅も広がったのでは?とちょっと残念に思います。

今回改善した方が良かったと思う点があります。まず時間が短すぎること事。日程上、仕方ないのでしょうが、半日ぐらいあっても良かったかなと思います。また、一つの部署だけではなく、一人2部署位を体験して、それぞれの分野ごとの雰囲気や業務の違いを比較できるともっと良かったと思います。最後に、セコムについて詳しい説明は受けていなかったようなので、到着して直ぐ担当部署へ行くのではなく、本社内フロアを案内してからでも良かったのではと思いました。

こちらも大変有意義な時間を体験させて頂きました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

2時間という短い時間だったので、業務をかいつまんで教えるのはちょっと難しかったですが、会社の資金、特に支払に関する業務を少し理解できたでしょうか。自分の身の回りにあることで置き換えて考えると、身近に感じると思います。またこのような機会があったら、是非参加してみてくださいね。

R T さん

高校生にシャドウされて感じたこと

あらためて仕事を見つめ直すきっかけになり得ました。自らの仕事を客観的に捉えることができ、入社1年目の私には今後のステップを考える上で良い経験となりました。ジョブシャドウを通して、当部署の役割・責任、もっと大きなくくりで考えると、社会を取り巻く環境において、仕事がどのような役割・責任を持ち、どう結びついているのかをじっくり考えることができました。仕事をただ生きてゆく為の手段としてだけではなく、存在意義をきちんと把握しなければならないと再認識させられました。

また、限られた時間内で説明・理解することは非常に難しいです。説明者側と理解者側の理解が同一のものが、最もな形ですが、それを思いますと少々残念に思えます。しかし、学生の皆さんは会社の雰囲気、社会人を肌で感じ、将来設計の重要な第一歩になり得たと思います。私達社員自身も実のあるもの=再認識に繋がりました。

今後、日本においてジョブシャドウの取り組みが浸透してゆくことを願います。

シャドウした高校生に伝えたいこと

今回限られた時間の中でお見せできたことが少なく、残念な思いで一杯です。ただ、会社という雰囲気を感じ取れただけでも、貴重な経験になったと思います。

佐藤さんには、看護士、医療関係に進みたいという明確な目標があるので、今後、何事にも積極的に行動に示すことができると思います。プロフィールにありましたが、普段から色々な物事に理解を示すことを心がけ、色々な事に挑戦することは非常に大切なことです。

私も学生時代はとにかく興味あることを追求し、何事にも広い視野をもち挑戦してきました。失敗や挫折も多々ありましたが、それら全てが自らの糧になっていると思います。例えば、学校や部活動に拘わらず、自らの興味、関心を最大限に広げ、挑戦してもらいたいです。自分を信じて、何事にも全力で頑張って下さい。

S W さん

高校生にシャドウされて感じたこと

自身の高校一年生を顧みて、あの頃は十年、二十年後の将来など考えもしていなかった。受験と就職の「まぁそれなりになんとかなるだろう」位なボンヤリとした行き先を頭の隅に留めていた程度のものだ。職業というものについて、想像をめぐらせる事すらできなかった。世間というものと月の裏側も大差なかった。大人といえば、親と教師の他は知らなかった。十六歳の自分が、もし今回のような経験をする機会があったら、おそらく今と同じではなかったのではなかろうか。

シャドウされて、刺激になったとか、仕事を再認識するといった事は何もない。ただただ現代の高校生を羨ましく思うばかりだった。

シャドウした高校生に伝えたいこと

何をしているのかはほとんど分からなかったと思いますが、誰にでも出来そうな事を淡々とこなしているのだという事は実感出来たのではないでしょうか。多くの人は本人の興味や、好き嫌いとはかけ離れた職業を仕事としています。つまらない?そんなことはありません。思いのほか新しい興味が湧いたり得がたい経験をしたり、バンザイをしたくなるような達成感を味わうことがあるものです。「自己実現」という言葉に接する機会が増えることと思います。身構えたくなるような言葉ですが、色々な体験の中で自分の隠れた能力を発見したり、理解を深めたりする事だと思います。つまり、目を開けて世の中に暮らしている人なら、自然にやっている事です。

得意な教科があるのは大変素晴らしいことです。大いに励んで下さい。そうではない教科も疎かにしてはいけません。将来役に立つかどうかは、問題ではありません。苦手なことにも取り組むという行為そのもの、その意志に価値があります。この先にある出会いは無限です。次の信号にあるかもしれません。その日のために全方向にアンテナを広げておきましょう。自分の価値観を狭めず、大らかに高校生活を楽しんで下さい。

T F さん

高校生にシャドウされて感じたこと

自分の仕事や仕事をしている姿を観察されるにあたり、仕事の役割、重要性や必要性について、改めて見つめ直す良い機会を与えて頂き有難うございました。

様々な社会のニーズに応えるだけの企業が存在する中で、そのニーズに直接的に関わる仕事と間接的に関わる仕事があり、各々重要であり必要な仕事である事を、私の仕事を通して感じて頂けたかどうかが心配です。

今期、お客様と交わした契約文書の審査、保管について見て頂き、厳格な管理を行っている状況を感じて頂いたと思います。杜撰な管理をしている会社に仕事は任せられません。お客様との信頼関係において重要な仕事の一つといえます。

警備に直接携わる警備員だけではなく、セコムの全社員がセコムを支えている重要な仕事を行っている事を、改めて感じ、感じて欲しいと思いました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

日常の仕事の一部ではありましたが、今後の将来を考える材料の一つになったのであれば、少しは役に立てたのだと思います。まだ将来を決めるには時間がありますので、なるべく多くの判断材料をもとに考えてください。

人生の半分以上を過ごす、大切な場所を決める、重要な選択の割には、私をはじめ多くの人が考える時間の少なさを後で気付きます。自分の選択を迷いが出ないように納得するまで考えて下さい。

今回のジョブシャドウは、私にとっても非常に良い経験をさせて頂き、感謝しています。有難うございました。

M N さん

高校生にシャドウされて感じたこと

Job Shadowという日本で初めての試みに参加するというとっても貴重な機会を与えて頂き感謝しております。

今回はインターンシップとは違い、仕事をしに来るのではなく仕事をしている人を見に来るのが目的であると事前に聞いておりました。しかし、2時間というとっても短い時間ではありましたが、その中で仕事をしている人達だけでなく、少しでも会社及び仕事をするという事を感じて頂ければと思っておりました。

その為自分のしている仕事を簡単に説明しながら仕事をしておりました。その中で私が忘れかけていた素朴な質問、疑問をぶつけられはっとしました。といいますのも、入社した当時は疑問も沢山ありましたが、慣れていくにつれ意味を深く考えずに処理して行く事が当たり前となっていたからです。自分たちが仕事をすることにより社会のごくごく小さな部分を担っているという認識をしっかりと受けとめ自分の行動に責任を持つ重要性を実感いたしました。私も又新たな気持ちでがんばりたいと思います。有難うございました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

まずは慣れない場所で一日緊張しっぱなしでしたでしょうから、本当にお疲れ様です。又、私ももちろん初めての経験でしたので、ご希望通りに時間を進めることが出来ずにすみませんでした。

高校1年生というこの段階で既に将来の夢が決まっていることはとっても素晴らしいことだと思いますし、今回のように会社(仕事)を肌で感じる事が出来た事は大切な経験となったと思います。今回はセコム(警備業)という特殊な業種でのJob Shadowであった為、直接的には将来には結びつかないと思いますが、こんな事をしている会社もあるんだ、又、会社で仕事をするとはこういう事なんだと、いう事をなんとなくでいいので感じていただく事が出来たら嬉しいです。自分が生きていくには必ずどこかで社会との関係が生じますので、自分はどのような形で関わっていくのかを、実際に社会に出て働くまでにまだまだ時間がありますので、今回のようなプログラムに積極的に参加して、数多くの中から自分の将来の道を見つけ出してください。頑張ってください。

E H さん

高校生にシャドウされて感じたこと

1. やむを得ないことであるが、高校生は質問もなく静か過ぎるくらいに静かで、拍子抜けした。

2. 後ろで見られているのでかえって気を使ってしまい、仕事を進める上で多少ぎこちなくなってしまった。

3. 会議で議論しているところに入らせたが、議論の内容が分からない高校生は大変だったろうと思う。

4. セコムの業務と社会のかかわりを伝えたつもりであるが、理解してくれたかどうか不安が残る。

5. 開発中のプログラムを動かしたところバグを発見した。シャドウされなければ発見が遅れただろうと思う。

シャドウした高校生に伝えたいこと

1. 研修の話で「キャリアプラン」を考えることの重要性を話したが、自分の問題としてきちんと考えて欲しい。

2. 若いということはお金に換えられない財産であり、大きな夢を持ち大人にできない柔軟な発想で実現して欲しい。

E H さん

高校生にシャドウされて感じたこと

まず率直に、今回高校生と接しとても純粋で意欲あふれる感じがしました。

シャドウされて何かを感じ取ってもらおう、有意義な1日にしてあげたい、などと私なりに考え当日を迎えましたが、果たしてどうだったのでしょうか?

シャドウした高校生に伝えたいこと

平形くん、どうだった?
ずーっと緊張していたようですね。
もちろん2時間で仕事は覚えられないけれど、社会人とは仕事とはどんなものか少しは感じ取れたでしょうか?

今回メーカーとの打合せにも参加して頂き資材(購買、保管、物流など)を知るにはよかったと思っています。

君のプロフィールに“最後までやりきる"“失敗しても頑張って乗り越える"と記述していましたが、とても大切なことだと思います。
今やることはいろんな知識を身につけることです。私のように後悔しないよう、勉強しっかり頑張ってください。

M E さん

高校生にシャドウされて感じたこと

今回のシャドウを通して、生徒の皆さんに、今の自分の仕事を見つめ直すチャンスをいただけたと思います。素直に一生懸命に仕事をする大切さを改めて感じたこの気持ちを、これからもずっと持ち続けていきたいです。

シャドウした高校生に伝えたいこと

仕事をする仲間として、Sさんの素直に一生懸命仕事をする姿勢を、とても頼もしく思えました。Sさんは2時間という時間の中で何を感じましたか?

私の仕事は決して表立った仕事ではありません。もしかしたらおもしろさを感じなかったかもしれません。しかし、どんな仕事でも、与えられた仕事をただするのでは、面白くは感じないのだと思います。その仕事を工夫して自分のものにしていけた時、初めて面白さを見つけられるのだと思います。

学生時代に一生懸命やり遂げたことは、社会人になって必ず自分の仕事に大きく味方してくれます。だから、今はたくさんのことに興味を持って一生懸命になれることを見つけることが大切なのだと思います。そして、一歩を踏み出すことがもっと大切なのだと思います。

私もまだまだこれからが勉強です。お互いがんばっていきましょうね。

最後に本当にお疲れ様でした。一緒に仕事が出来て良かったです。ありがとうございました。

F T さん

高校生にシャドウされて感じたこと

自分自身の役割や仕事の効率について、改めて見つめ直すことが出来たと思います。

生徒さんの質問は仕事の核心(なぜ企業は人を採用するのか等)に迫るものが多く、回答する上で「何の為の仕事・誰の為の仕事」かを考えさせられました。その意味では、私にとっても有意義なものでした。

自分自身の役割や仕事の効率について、改めて見つめ直すことが出来たと思います。

生徒さんの質問は仕事の核心(なぜ企業は人を採用するのか等)に迫るものが多く、回答する上で「何の為の仕事・誰の為の仕事」かを考えさせられました。その意味では、私にとっても有意義なものでした。

今回は2時間という短い時間でしたので、どの程度まで理解してもらえたか心配です。もう少し時間を割くことが出来れば、より深く勉強することが出来たのではないかと思いました。 今回は2時間という短い時間でしたので、どの程度まで理解してもらえたか心配です。もう少し時間を割くことが出来れば、より深く勉強することが出来たのではないかと思いました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

一般的には「サラリーマン」・「会社員」という言葉で片付けられる職種ですが、ジョブシャドウを通じて会社の中にも、いろんな仕事があることが理解できたと思います。
特に採用の仕事一つを見ても、選考(面接や仕事の説明)を行うのは勿論ですが、他にも採用情報の告知や入社までのフォローなどがあります。(選考試験をシャドウしてもらえなかったのは残念でしたが・・・)

一つだけ覚えておいて欲しいのは、このような様々な仕事も根底にあるのは「人のための仕事」ということです。仕事をすることで周りの人の役に立っているということです。
社会に出るということは、「お金を稼ぐ」や「独立する」ということを想像されがちですが、「人の役に立つ」ということも大切なことです。

岡澤君が進路を考えていく上で、今回のジョブシャドウの経験が少しでも手助けになればと思います。

今回は、真剣にシャドウしてくれてありがとうございました。

T S さん

高校生にシャドウされて感じたこと

我々も社員育成のために研修を行うことはよくありますが、今回は教えるというより、私を含め社員一人ひとりがどの様に社会に貢献しているのか、どのような意識で業務に取り組んでいるのか、実際に同じ仕事を進めながら体感して頂くという、今までに無い経験をさせて頂きました。しかしながら、どうしても仕事を教えると言う方向になってしまいがちで、本来意図されたことが実現できたかというと、決して満足な結果ではなかったと反省しています。シャドウ中、各業務については、必ず全体像からその業務の位置付けを説明する様に心掛けたのですが、上手く伝わったか少々心配しているところです。実は、当初このお話を伺った際、高校1年生というとアルバイトの経験もなく、仕事というものを説明しても理解されないのではと先入観を持っていました。しかしながら、石井君の取り組み姿勢や言動、また当方からの説明に対する理解状況(吸収力)からその観念は払拭され、多くのことを吸収できるとても良い状態にあり、充分な情報や機会を提供することで判断力にも一層磨きがかかると共に、人間として大きく成長する時であると確信できました。米国と同じ方式が日本に馴染むかは文化の違いもあり疑問ですが、経済の仕組みから理解し、客観的視点のもと自分の将来プランを設定し、なすべきことを明確にして進める思考の育成カリキュラムは、今後の学校教育で益々重要になってくると痛感しました。今回は、私自身も大変勉強させて頂き感謝している次第です。今回のジョブシャドウも一つのきっかけとして、石井さん始め皆さんが一層飛躍されることを祈念致します。

シャドウした高校生に伝えたいこと

チャンスは、目の前をいくつも通り過ぎて行きます。掴むも見逃すも自分次第だと思います。今回ジョブシャドウを体験しようと申し込まれ、参加できたことは、目の前を通り過ぎる数あるチャンスの一つを自ら掴んだ結果だと思います(お友達の中には掴めなかった人が沢山いると思います)。これからも、一歩踏み出す勇気をもって、チャンスを逃すことなく、果敢にチャレンジしてください。人間には無限の可能性があります。多くのことを経験することで、きっと将来これがやりたい!という明確な目標も見えてくるでしょう。明確な目標が見えてくれば、それを実現するための準備として、今何をしなければならないかもハッキリしてくると思います。パネルディスカッションの際、苦手なものを克服するには、それを好きになること、興味をもつこととお話しました。今なすべきことの中に苦手なものがあっても、将来やりたいことに対する思いがあれば、きっと興味も湧き好きになれます。興味がもて、好きになった瞬間、砂漠に水をたらすが如くどんどん吸収し克服できるものです。石井君の取り組む姿勢や、真剣な眼差しを見ていたとき、石井君にできないことは何も無いと確信しました。もしできないことがあれば、それは自分で心の中に壁を作り、逃げているだけだと思います。できる自分を信じて、何に対しても真正面からぶつかり挑戦してみてください。石井君にとって、きっと素晴らしい人生になると思います。短い時間でしたが、石井君はじめ参加された皆さんの少しでもお役に立てたのであれば幸いです。一層のご活躍を!!頑張ってください。

T K さん

高校生にシャドウされて感じたこと

特に緊張することも無く、いつもの調子の平常心で受け入れることができました。おそらく、自身の子供と同年代であったためと思います。日ごろそのままの仕事を見てもらいましたが、その個々の仕事の意義を改めて考えることとなり、良い機会を与えていただいたと思います。業務的な負担とはなりませんでしたので、今後も「ジョブシャドウ」を継続すべきと思います。

シャドウした高校生に伝えたいこと

2時間という、短い時間ではありましたが、「仕事」というものを少しは感じてもらったと思います。「仕事」は厳しいものですが、社会の中ではかかすことのできないものであり、早い、遅いはあるにせよ、避けては通れないものです。

その「仕事」をするには、学校教育はかかせないものであり、私自身、国語辞典、文章の書き方、電気関係の本をいまでも離せません。

いまは高校生として、自分の将来のために、日々の学校教育をきちんと取得してください。それから、君がこうして生きていられるのは、親が「仕事」をして得たもので成り立っていることを時々は思ってください。

今後の成長を期待しています。 お疲れ様でした。

A T さん

高校生にシャドウされて感じたこと

仕事の合間合間で仕事の内容や意味を説明していたら、ひとつひとつの仕事にたくさんの人が関っている、ということに改めて気付かされました。普段何気なく流れで行っている作業もそれぞれに意味があり、重要なことであると感じました。

見られていることにより緊張感があり、自分自身の全ての行動言動ひとつひとつに意識が集中し鮮明に感じる、日常を見直すとてもよいきっかけとなりました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

ただなんとなく日々を過ごすのではなく、今何のために何をしなければいけないのか、何をするべきなのか、ということを少しずつでも意識しながら過ごしてください。すぐに答えの出るようなことではないかもしれませんが、常に自分の行動、言動、思考や将来について等を意識しながら過ごしていれば、おのずと答えは見つかると思います。

会社に入っても今の学生生活でも、これから先どんな環境になっても、人がただ生きて生活するだけでもたくさんの人と知らず知らずの内にかかわっているということを忘れないで下さい。

M K さん

高校生にシャドウされて感じたこと

普段、他人に見られて仕事をするということがないので、かなり緊張しました。

なるべく、ひとつの「仕事」を、ひとつづつ手順を踏んで進めたいと思っていたのですが、見られているという緊張から、キーボードを打ち間違えたり、書類を書き損じたりと普段のようには進みませんでした。

慣れた仕事でもちょっとした環境の変化で、戸惑うということがわかり、いい経験になりました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

シャドウ、お疲れ様でした。秘書と営業を希望職種にしていた田中さんには、イメージとはかなり違ったものだったと思います。丁度月末で、事務職は書類整理に追われていて、ただ黙々という雰囲気でしたが、月初、月中は又違った雰囲気があります。正直言って、「仕事」が楽しいという感想は持ってもらえなかったと思います。 「仕事」は大項目で、実際はひとつひとつの作業の積み重ねで成り立っていることは、少し感じてもらえたのではないでしょうか。

でも、どんなことでも工夫の余地はあります。工夫次第で、作業がひとつ減ったり、前回より精度が上がって「仕事」が完了したりするとうれしいものです。その為には知識は多ければ多い程いいし(専門だけでなく雑学も含めて)、他の部署、取引先との折衝力もあったほうがいいです。学生時代の友人との話からヒントを得ることもあります。

田中さんが社会人になるまでは、まだ6、7年あるかと思いますが、積極的にいろいろな知識を身につけて希望の職業を目指して頑張って下さい。

F K さん

高校生にシャドウされて感じたこと

自分の将来について考えるということのきっかけとして、数年後には、現実のものになるという意味でも自分が高校生のころには考えられなかった非常に素晴らしいプログラムだと思います。

内容的なことよりも、何を感じてもらえたか、という点で、やはり2時間という限られた時間の中で伝えきるのは、非常に難しいことだと感じました。少しでも多くのことを感じてもらいたいという気持ちから、もっと多くの時間を共有できれば、というのが正直なところです。いつもとは違った緊張感があり、貴重な体験をさせて頂きました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

数年後には、業種はなんであれ、間違いなく1社会人として同じ立場に立ち、仕事をしているわけですから、常に、将来の自分の姿をイメージするということが、非常に大切だと思います。自分の力で生きていく為に仕事をする、その仕事の充実は、大きく自分の人生を変えることになります。将来について、自ら進んで真剣に考えることは、早ければ早いほど、いろいろな可能性を模索し、自分の幅を広げることにもつながります。今、学校の授業で勉強していることは、将来いろいろな場面で、部分的に関わってくることばかりですので、授業でやっている科目に関しては、苦手分野(例えば数学)を克服する努力は必要ですが、それよりも、学校の授業以外で、今後日々生活していく上での得意分野の知識・技術を習得し、どんどん専門性を高め、「これだけは誰にも負けない」ということを1つずつでも増やしていって欲しいと思います。自分は何ができるかという観点から、どういう風に仕事に関わっていくかを具体化する準備期間として、有意義な学生生活を送ってください。もちろん遊ぶことも大切です!遊ぶことから、学ぶことも少なくないですから。

Y S さん

高校生にシャドウされて感じたこと

私は、情報系事業の契約管理と請求書発行を主に担当しています。私の普段の業務を経験してもらい自分の仕事をどのように感じているのか、分かりました。恐らく私が担当した内藤優輝君は、処理が複雑だが慣れると単純な仕事だと感じていると思いました。最初は少し緊張していましたが、次第に慣れて来てとても真剣に話を聞いて入力していました。2時間とても真剣に話を聞いて、最後には一通り操作出来たので少し驚いています。

シャドウした高校生に伝えたいこと

2004/01/29のジョブシャドウの経験を生かし、今時点の将来したい仕事を考えて欲しいと思います。高校を卒業してから、進学するとしても現時点(高校生)の時から考えていれば、いざ就職する時がきた時に自分がやりたい仕事はこれだとはっきり言う事が出来ます。よく分からないまま会社に入って、こんなはずではなかったと思わないように本日のような経験をこれからも続けてください。いろいろな事に興味を持ち、いろいろな経験をする事が近い将来きっと役に立つと思います。

S H さん

高校生にシャドウされて感じたこと

事前セミナーに於いてNPOの方から、ジョブシャドウの意図を説明され、生徒さん達に、「仕事」という物の実際を体験的に感じる機会を与え、進路・将来・職業選択の意識を早期に芽生えさせる目的 との事を伝えられておりましたので、「会社とは・仕事とは」といった事を簡単に説明しながら、その中での自分の役割はどの様な位置付けか、どの様な仕事をしているか、を見せる様試みました。

しかし、2時間という時間はあまりに短く、駆け足で と言うよりはダッシュで駆け抜けてしまった様に思います。
また、引継をしている訳でも無いので、細かな事を省きながら、大きな括りのみを理解してもらおうとする事も、非常に難しかったです。

私自身、会社に入って何日も何ヶ月も過ごす内に、「会社とは・仕事とは」と言うことを体で覚えた様な物で、人に説明されて理解出来る様な事なのか。。と言う疑問は残りました。

ただ、オフィスという空間に入る事、そこでの会話を聞く事、雰囲気を肌で感じる事、そう言った事は、「体験」としては価値の有る物だと思います。

結果的には、私自身が、私自身の仕事・役割を見直す良い機会となった様に思います。

シャドウした高校生に伝えたいこと

お疲れさまでした。短い時間でしたが、私との2時間という時間の中で、少しでも会社という所がどんな所か、何をしている所か、得る物が有った事を望んでいます。

一言で会社と言っても様々な業種が有り、様々な仕事・役割が有り、様々な人がいます。普通に生活していて目に見える仕事と、実際に社会の一員になってみないと見えない仕事も有ります。自分の環境によって見える範囲も変わってきます。 学校という場にいて、社会での自分の将来を見る事は非常に難しいですが、将来になってしまってからでは遅い、というのもまた現実です。

私一個人の考えとしては、将来が見えないならば、選択肢を増やせば良い、という事です。 視野を広げる事、自分が何にでも対応出来る様になる事(簡単に言えば学歴・資格・体験)です。例えば、今回のジョブシャドウに参加したことで、一つ経験が増えている訳です。
ただ、将来将来と言いますが、過去も大事です。高校生という時間は、たったの3年しか有りません。私は、その瞬間瞬間を一生懸命生きたら、過去から得る物も大きいと思うのです。

別の言い方をすれば、将来は変えられるけれども、過去は変えられません。周りが全員同い年の同じ価値観を持った仲間達という空間は、社会人では味わえません。オフィスに座っていた私に成り代わってみて、将来から今の自分を過去として見た時に、後悔の無いように今を思いっきり謳歌して頂きたいと思います。

Y H さん

高校生にシャドウされて感じたこと

ひとまわり以上も年齢の離れた高校生がそばに張りつき、一挙一動を見られて少し緊張しました。

日常業務を遂行していると、ただ目の前の仕事をこなすことに重点を置いてしまい「この仕事を行う意味」や「目的」について頭から離れてしまうときもあります。担当業務を説明することによって、改めてこれらのことを自覚している自分に気がつきました。何をするのでも、明確な目的意識を持たなければ、良い成果は得られません。自らの仕事の意義については当然理解しているつもりでしたが、ジョブシャドウの担当者となって客観的な視点で自分と仕事を見直すことができたのではないかと感じました。

そういった意味で、ジョブシャドウは受け入れる側にとってもプラスになるプログラムであると思います。

シャドウした高校生に伝えたいこと

自分が小島さんと同じくらいの年頃に、将来について何を考えていたのかを思い出してみると、恥ずかしいですがあまりイメージできていなかったというのが正直なところです。そんな私が社会人生活を通しての経験から職業選択についてアドバイスさせてもらうと、できるだけ早く「ほんとうの自分」を見つけてくださいということでしょうか。それは、自分がもっとも自分らしくいられるような仕事をしてくださいという意味です。会社の名前(知名度)や職業から受ける漠然としたイメージで仕事を選んでも、その中で働く自分自身が個性を発揮できなければ、そこにあなたが存在している意味がないと思うのです。とはいっても、ほんとうの自分とめぐり合うことは簡単ではないと思います。なぜなら、好きなことを追求したり興味のあることについて深く考えるには、学校の勉強以外にも色々な経験や知識が必要だからです。幸い、小島さんにはまだまだ時間がたくさんあると思います。「これが好き」とか「なぜ?」「おかしい!」と思う出来事や事柄に接したら、そのままにせず、どんどん追求してみてください。その先にほんとうの自分が見えてくるかも知れません。

最後になりましたが、短い時間でしたが、ジョブシャドウを通して小島さんに会えて、私自身も仕事を見つめなおす良い機会を与えてもらえたと思います。ありがとうございました。

M U さん

高校生にシャドウされて感じたこと

私が緊張してしまうと、高校生はもっと緊張してしまうから・・とできる限り和やかに、でも仕事をして行く環境をと思っていました。けれども、私も緊張してしまい、あっという間の2時間でした。

日頃、自分の仕事内容を見つめ直す機会はそうありません。「ナゼ働いているのか」「仕事の責任とは何か」「仕事の面白い所、大変な所」そういったことを考えさせられたと思います。

また高校生の初々しさを見て、改めて初心を思い出しました。楽しく貴重な体験が出来ました。ありがとうございます。

シャドウした高校生に伝えたいこと

私は、仕事は「返ってくる」ことが楽しさだと思います。営業であればお客様の反応、「嬉しいわ」という言葉だったり笑顔だったり。物を作る会社でも、サービス業でも同じ事だと思います。仕事は大変なだけではなく、充実感や楽しさもあるという事も知ってほしいと思います。

高校生の皆様はこれからの将来に向けて、考えられる時間がたくさんあるので、この経験を生かして、色々考えられるのでいいですね。みんなはまだ、消費者の立場ですが、売る方の立場の話しや経験をすることは、自分の将来を決めていく上でとても大切だと思います。まずは、一番身近なご両親に話しを聞いてみるというのもいいのではないでしょうか。

これからがんばって下さい!応援しています。

K S さん

高校生にシャドウされて感じたこと

2時間という時間で仕事の一体何がわかるのだろうか?、高校生と言えば、進学希望者が殆どであろうし、進学してから職業選択を考えるという人が少なく無いだろうに?、或いは、今どきの"何となく"か、"とりあえず"とかのモラトリアム型フリーターへの対策?、など、最初に聞いた時は疑問だらけでした。

後になって気が付いたのは、今時の高校生の方が案外シッカリ考えているし、親が教育できないからじゃないの?、と言う家族の発言によりますが、親の背を見て育つという時代に生きた自身とは事情が違って、今日の不透明感(終身雇用の終わり、不況・リストラ、能力主義、就職難)や変化の早さ、もしかすると夢を語ることまでも少なくなった(?)親に学ぶことが出来なくなったという警告なら、これは、こちらに問題があるのではないか、と反省までしてしまい、もし自分の子だったらと考えながらの2時間でした。

我々の仕事の取り組みが如何に地道で苦難を乗り越えてここまで来たか、個々の力とチームの力だけでなく、やっぱり、使命感や意地みたいなものと、最後は情熱だ、と息巻いてしまった一面もありましたが、失敗したことないの?、何のためにやっているの?、とストレートに質問をされて、良くぞ聞いてくれた!、と感激したりで、我々にも高校生の感覚を知る、収穫のある時間だったと思います。

ジョブシャドウは恵まれた機会なのだろうと思います。今日が不透明な時代だから、自分の進路や将来設計への関心が希薄になりやすいという面も感じますが、反面、なにやら近所に住む高校生に、逞しさを少し感じて、頑張れよ!、という気にもなるものです。継続した活動を祈念いたします。

シャドウした高校生に伝えたいこと

医療福祉の商品開発の場面でしたが、伊藤君が緊張の中でも自分の意志をシッカリ説明されて、大変驚いていました。ただ、もう少し時間があると良かったなあ、と思います。

福祉機器評価の協力では、移乗リフトや車椅子に乗ったり、食事支援ロボットでは実際にロボットで食事を試したりしてもらいましたが、どんな感想を持たれたでしょうか? 意外と地味な仕事だな・・・、こんな事に10年も掛けたのか・・・、など、色々感じて戴けましたでしょうか?

普段の仕事の大半が地道なことの積み重ねです。お客様の喜んだ声を聞くのに失敗を繰り返してきました。これは今回の我々の事例だけでなく、きっとどんな仕事でも一緒だと思います。我々の場合、障害者の方や患者さん達に、真摯に向き合い、窮地に立っても夢を語るときも同じだと思いますが、その仕事に「情熱」を注いで取り組んで、初めてやって良かったと思えるものだと思います。

これからの世の中は、今以上に変化の激しい世の中かもしれませんが、それだけ世界が広がっていることでしょう。今回の社会との関わりが、少しでも参考になれば最高です。伊藤君は、よき挑戦者になって、色々な経験を積みながら、迷わず社会に飛び込んで下さい。

PS:社内報でシッカリ伊藤貴史君の写真が掲載されました。サッカー部でFW(フォワード)をしているとのこと、これも頑張って下さい。

R M さん

高校生にシャドウされて感じたこと

今日はセコムのセンサー開発のほんの一旦を覗いてもらった。内容は屋外センサーの基本性能実験、及び結果に対する考察を一緒に考えた。

参加してくれた根津 佑太郎君、どうだったかなー。何かを感じてくれたかなー。

シャドウされて感じたことは正直言って新鮮な気分を味わった。聞くと彼の親と私は同じ位の年代。まるで自分の子供と一緒に2時間真剣に取り組んだ感じ。ほんとうの自分の子供と真剣に物事に取り組むなんてないだけに新鮮で妙な気分だった。

16歳という若さでは自分もそうだったように仕事なんて遠い先の事で何にも考えてないと思うけど、今日、実際の仕事を体験した事は彼にとっても新鮮な驚きであったと思うし、実際彼の眼はそれを物語っていたように思う。

今回は大きな社会の中の1つの会社で、又その1つのセクションのほんの一部を覗いてもらったが、彼にとってその一部から大きな社会を想像し、自分の進路を決める為のほんの小さな助けになったと自負しています。

勉強に遊びにしっかり頑張ってください。

シャドウした高校生に伝えたいこと

今回、ジョブシャドウの話を聞いて非常に驚いた。何を驚いたかと言うと、その趣旨に感動した。社会人の一員として若い人の将来を本気で考え、社会をあげて、会社をあげて取り組む姿勢、又それを推進する社会人に感銘した次第です。

高校生というとまだ遊びたい世代で自分の将来の事などあまり考えない人が多いと思いますが今回のジョブシャドウのように大人達が真剣にあなた達の事を考え取り組んでいるという姿勢を理解し素直に受け入れてください。

今回SCセンター・開発センターに参加した高校生諸君を一同に見た時、いやいやながら参加したような顔はなく、趣旨をしっかり理解し、立派に取り組んでいる姿を見て、日本の将来は明るいと感じました。

今後もこういう取り組みは日本で広がっていくと思いますが、数多くの若い人達が将来について考えるチャンスを活かして明るい未来が来ることを望む次第です。

K T さん

高校生にシャドウされて感じたこと

わずか2時間という短い時間でしたので、学生たちの目には「仕事」がどのように映ったか興味がありますし、学生の率直な感想を聞きたいと思います。

今回の企画意図を理解して、なるべく普段どおりの「仕事」を見せるよう意識して対応しましたが、やはり時間が短いためか、やや説明会や講義っぽくなったり、学生は社会見学授業や受講生のように受身になるシーンがちらほらとあったように感じました。

全体の印象としては、シャドウされる担当者だけでなく、職場全体において「ジョブシャドウ」の意図を理解していないと成り立たないものであり、ジュニアアチーブメントの方の説明を広く聞いてもらい、啓蒙したほうが良かったように思います。

今回の企画から、日常行っている自分の「仕事」について、改めて別の角度から客観的な捕らえ方ができ新鮮な気持ちで業務に取り組む良い機会となりました。「初心に返る」ということでしょうか。

自分の子供にも、こうした観点から仕事について話していこうと思います。

シャドウした高校生に伝えたいこと

非常に短い時間でしたが、ご苦労様でした。今回、平野君がシャドウした仕事は専門的な知識が少し必要であったこともあり、作業の内容が十分に理解できなかったかもしれませんね。

製品開発というと、一見華やかな仕事のように感じますが、平野君に見てもらった通り、地道な作業が多くの時間を占めます。ですが、これが大切なんです。地道に集めた良いデータや悪いデータのひとつひとつのデータ(数値)に重要な意味があり、集めた多くのデータが製品に反映されることで、高い信頼性をもつ製品が出来上がるからです。こうして完成した高信頼性の製品だけが、最終的には「セコム製品だから安心して使える=人々の信頼にこたえる=社会に貢献できる」という大きな目標を達成できるのだと考えています。私の仕事はこのように製品開発の一部を担当していますが、広く「社会のシステム」として考えると、セコムの高品質な製品を造るためには、品質の高い部品を造る部品メーカーさん、その部品を造るための品質の高い材料を扱う材料メーカーさん、また、その材料を採掘する業者さんと、多くの人々が私たちと同じように真剣に取り組んだ結果です。

どんな仕事でも、専門的な知識が必要となります。将来、平野君がどんな仕事に就くか分かりませんが、自分の将来の仕事をイメージしながら、学校授業をその準備(基礎知識の習得)と考え、いろいろなものに興味をもって、積極的に授業に取り組んでください。

T M さん

高校生にシャドウされて感じたこと

社会見学とは違った別の視点で、職場との交流、体験は有意義であり、また、仕事に興味を持つことは、大変重要なことですが、社会風潮と化したフリーターを生成する社会構造と今回のシャドウした高校生をダブらせて見てしまい、何処で視点、価値観が変わるのか、少し不安も感じました。

また、シャドウによって高校生に一つの指針(大げさですが)を指し示す場なのか、社会見学の延長なのか、または、アルバイトなのか、その部分が曖昧で私の中では、新入社員の位置付けで高校生に接したことが良かったか、その点も疑念に感じました。

日本で初めてのジョブシャドウが、今後の高校生に仕事への感心と社会との交流の大切さを感じ、また、社会がその場を提供できる環境作りを推進できるバックボーンと成りえれば幸いです。

シャドウした高校生に伝えたいこと

日本で初めてのジョブシャドウに、参加を希望し夢を膨らませてセコムの商品開発の中枢を見て実感したことはどうだったでしょうか。有意義な時間だったでしょうか。夢を抱くことはできたでしょうか。何をやっているのか分かったでしょうか。君がジョブシャドウを体験すると同時に私たちも同じ体験者として、感じ方、受取られ方を考え、反省し、次に繋がればと考えました。

また、セコムの職場で体験したことが、君の将来の指針になればとか、大それたことは言いません。今回のような新しい事に、前向きにチャレンジし、体験することが大事であり、そこから新たな発想、展開が生まれることを信じ、頑張ってください。

Y A さん

高校生にシャドウされて感じたこと

今回見てもらったところは、開発中の機器を評価試験している現場、及び開発進捗状況の会議でした。

こちらとしては、シャドウされたという意識は特にありませんでしたが、しかしながら、私達のしていることを自ら客観的に見ることのできる機会となりました。例えば、評価中の機器のシステム、及び評価内容を説明することがありましたが、それは、自らしていることの再認識をする結果につながりました。

また、最後に感想を聞いた時、「難しいことをしている」と答えが返って来ました。

確かに会議の中で、複雑な動きを説明する場面がありました。

私達としては普段から行っている内容ですが、世間から見たら通常考えない内容ですね。でも、プロになったらそんなことには慣れてしまい、友達がびっくりするような仕事もできるようになることでしょう。

シャドウした高校生に伝えたいこと

将来、自分がどんな仕事に就くのが適しているかを知ることはとても重要なことです。しかしそれを見極めることは難しいと思います。

今回見てくれた仕事は、世の中にある仕事のほんのほんの一部。これから社会人になるまで勉強も大切ですが、アルバイトなどを通じて実際に経験をし、自分が何をしたいか、それに向けて何を知ったらよいか、考えて行ってください。

T T さん

高校生にシャドウされて感じたこと

時間が短いため、私が一方的に仕事の内容を説明するだけに終わってしまい、とても残念でした。たぶん、聞いて見たいことと等、いろいろあったと思いますが、そのようなことが出来なかったのが、心残りです。

現役の高校生なので、1日まるまる会社にいてもらうことはできないでしょうが、あと1時間程度は、時間が欲しかったと思います。時間があれば、こちらがもっと勉強させられるようなことがあったのではないかと思います。

なお、カスタマーセンターに配属された2名は、とてもまじめな印象を受けました。興味本位ではなく、来たからには何か見つけようという感じがする生徒であり、今後もこのような方であれば、業務の支障はないと考えます。

シャドウした高校生に伝えたいこと

日野さん、ジョブシャドウ当日はお疲れ様でした。現実のビジネスの場に来て、想像していたことと違う点、同じだった点等、いろいろあったと思います。しかし、その全てが、現実の社会ですので、いい体験ができたのではないでしょうか?

日野さんには、実際にお客様から入ってきた電話を聞いてもらいました。また、お客様からのセコムの食についてのアンケートハガキも読んでもらいました。お客様が企業に望むものの一端が垣間見えたと思います。さらに、企業は、お客様の声を取り込んで、商品の改善、システムの手直し等、仕事がどんどん広がっていくこと、また、お客様にも、商品の品質が向上する等で、フィードバックされていくことも理解してもらえたと思います。

個人→企業→消費者・社会への還元 という流れがあり、個人と社会は全てつながっているということを意識してもらえると、今後の進路選択、将来の職業選択等に参考になるのではないかと思います。

では、学業・部活動等の高校生活にがんばってください。

H K さん

高校生にシャドウされて感じたこと

まず、今回このようなプロジェクトに参加させていただいたことをとても誇りに思いますし、上司にも感謝したいと思います。

いつも行っていることをそのまま見ていただいたので、どの程度業務の内容が理解してもらえたかは定かではありませんが、今更ながら、自分が担っている役割の重大さやカスタマーセンターの業務の重要性が改めて認識できたと思います。

今後も自ら精進し、いつどこからシャドウされてもいいように業務を遂行する所存です。

シャドウした高校生に伝えたいこと

2時間という短い時間では、カスタマーセンターの業務をほんの少し垣間見てもらった程度ですのでもう少し時間が欲しかったというのが正直なところです。ただ、拙い説明に真剣に耳を傾けて頂きありがとうございました。とてもきれいな目をしているなと思ったのが第一印象です。

将来の進むべき道をもう既に決め、まっすぐに突っ走っているからでしょうか。提出書類に「なにごとにも積極的に取り組む」とありましたが、とても大切かつ重要なことと考えます。2時間の中でもその積極性がよく伝わってきました。これからも、今の気持ちを持ちつづけて、前進していってください。

今回、経験していただいたことがほんの少しでも今後の加藤さんの進路に役立つことを祈っております。

ありがとうございました。

M O さん

高校生にシャドウされて感じたこと

短い時間の中で、
・普段どおりの姿でいることの難しさ。
・普段どおりの見ていてつまらないことを、見せるのがいいのか。
に、悩みました。

動きのある仕事、たとえば、コントロールセンター、BE、営業活動などは、見ているだけで緊張感が伝わり、今何をしているかが判り、サービス提供を実感できると思うが、コンピュータを使用した業務が中心の仕事では、10分見ているだけで退屈すると思います。

どんな仕事にも、給料をもらうとき以外に、達成感やお客様に喜んでもらえたときなど、『喜び』があると思っています。

ジョブシャドウという制度の目的からは外れると思いますが、「仕事って毎日同じ作業の連続で、緊張して、嫌になることも一杯ある。でもお客様の喜んでいる声を聞くと、頑張れるんだよ。」っていう事を伝えられたらと思いましたが、事務作業の中には、たまにしかそういう感動がないので、2時間という限られた時間の中で、仕事をしている姿から、それを感じ取っていただくのは難しく、やはり、ある程度の『工夫』が必要であると感じてました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

仕事の選択もそうですが、今後、色々な『選択肢』に出くわします。それらを選択する上で心がけてほしいことがあります。それは、『やらないで後悔するより、後悔するかもしれないけれど、やる方を選択する勇気』をもってほしいと思います。今回の体験が、未来の選択肢をたくさんもっている津川さんにとって、後悔しないと言えるような選択をする一助になったなら幸いです。

今回の体験のように現実を見ることも必要だけれど、夢ももっていてほしい、もち続けてほしい。「夢」の中には、かないそうな夢、かなわなさそうな夢、人それぞれ色々な夢がありますが、あなたが今、持っている夢を実現するように努力して下さい。

たとえ、夢がかなわなかったとしても、それまでの努力は決して無駄になりません。たった2時間のお付き合いでしたが、あなたなら、その夢を叶えられそうな気がします。

K F さん

高校生にシャドウされて感じたこと

今回の活動への参加により、改めて私自身と社会との係り、会社との係り、仕事との係りについて、考えるきっかけとなりました。今、私が高校生であった時のことを思い出すと、勉強はしていましたが、大学を卒業してから一体何をしたいのか、はっきりとした考えはありませんでした。また社会に出た今、10年後何をしていたいのか、20年後の目的地として何処を目指しているのか、正直なところあまり明確なこと答えができるとは言えないかも知れません。10年後何をしていたいのか、この答えを意識していると、やがてそれが習慣となり、習慣が行動へとつながって行くのだと思います。私自身とても大きな気付きとなりました。

シャドウタイムが終了し、同じ職場の仲間と今回の活動について話しをする機会がありました。シャドウされた私だけではなく、私の周りにいた全ての人がそれぞれ様々なことを感じた様でした。

今回の活動にかかわることができたことを感謝しています、ありがとうございました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

2時間という非常に短い間でしたが何か感じることはありましたか?
理科があまり好きでないと聞きましたが、研究開発という職種は高校理科で学ぶような知識を必要としますから、初めはちょっと心配していました。実は私も高校生の時は理科があまり好きではありませんでした。それは勉強自体が目的となってしまっていたからだと思います。でも今は、達成したい仕事の為に必要だから楽しく勉強できます。目的を意識したり、見方を変えると物事が違って感じられるのかも知れませんね。

また、自分の得意とする分野以外のことに興味を持つということは、とても素晴らしいことだと思います。チャレンジする意欲や、新しいことに挑戦したいという河野さんの気持ちをこれからも大切にして行って欲しいと思います。

また何年後かに仕事をしている河野さんとどこかでお会いするかもしれません、その時を楽しみにしています。それではその時まで。

Y K さん

高校生にシャドウされて感じたこと

ケーブルテレビの取材が来ましたが、カメラのレンズが接近しており、緊張しました。来年度の受け入れ要請があれば、(自分の意見としては)喜んで引き受けます。

シャドウした高校生に伝えたいこと

佐藤さんは、理解した点と不明な点を明確に区別して積極的に発言(質問)していた為、グループのメンバーからも非常に好評でした。佐藤さんが体験したペア・プログラミングという手法は「楽しくて、効率的な開発スタイル」として有名ですので、将来に必ず役立つものと思います。

研究所や開発センターで作られたソフトウェアは、一見、複雑で難しそうに見えますが、簡単なルールの積み重ねで出来上がっています。学校の勉強も同じかと思います。難しい問題にぶつかったら、一度簡単な問題を復習して、知識を整理してから前へ進むと良いかもしれません。

T E さん

高校生にシャドウされて感じたこと

正直に言って、2時間は短すぎると思います。自分の生きかたについて、真剣に考えられない若者が多い中、生徒たちに生きた職場を見せて、何かを感じてもらう。そうした主旨には多いに賛同しますが、受け入れる方にとっては、もっと説明したいところもあるし、見て欲しいところもあります。

日常業務の中での対応ですので、おのずと私達のできることは限られますが、それにしても、せめて1日ぐらいの時間と余裕が欲しかったです。そうすれば、ケーブルテレビの仕組みについての詳しい説明もできたし、仕事のあらましについての深いレクチャーもできただろうと思います。今回は、私も極力業務を進める合間で、生徒に説明的な事は話しましたが、それを体系的に聞いた上で仕事を見るのと、不充分なまま見るのでは、理解度、発見度と言う点で、大きな差が出るのではないでしょうか?

是非次回行う機会がありましたら、その辺を含んで実施されてはいかがでしょうか?

ただ、来ていただいた生徒さんは、テレビ番組制作の一端を見て、関心を持ってくれたようなので、その点については良かったと思います。

シャドウした高校生に伝えたいこと

2時間と言う短い時間でしたが、ケーブルテレビの番組制作の現場を見ていただいて、いかがでしたか?

テレビというと、とても華やかな職場というイメージがありますけど、それはテレビ画面から見える表面的な部分でしかありません。むしろ取材があれば、すぐに現場に飛んで行きますし、番組を作るための下準備にもかなり時間を割きますし、そういう点ではむしろ、地道で厳しい職場です。

スタジオ収録が始まる前、スタジオのセット配置やライトの調整などを行いましたが、あのような細かい準備や調整があって初めて収録ができるのです。

また、当日は詳しく説明できませんでしたが、テレビを見るのは視聴者ですから、番組を作る上での大原則は見る人の立場に立って物事を考える事なんです。視聴者がどんな情報を知りたいのか、またどんな情報を、伝えれば視聴者が見てくれるのか、と言う事を考えながら企画を立て、取材して1本の番組に作り上げているのです。つまり、かなり高いレベルでの思考力や表現力が求められる仕事なんですね。

なんか難しいことを書いてしまいましたが、どんな仕事をするにも、表現力や思考力って大切です。また、相手の話を良く聞き、相手を理解した上で、自分の言いたいことを上手に伝えられるようになれば、良い仕事ができます。そんな事を頭の片隅に置きながら、これからの進路選択を考えてみてください。

結びになりますが、テレビの仕事に関心を持ってくれたみたいなので、こちらとしても嬉しかったです。

2時間と言う短い時間でしたが、ケーブルテレビの番組制作の現場を見ていただいて、いかがでしたか?

テレビというと、とても華やかな職場というイメージがありますけど、それはテレビ画面から見える表面的な部分でしかありません。むしろ取材があれば、すぐに現場に飛んで行きますし、番組を作るための下準備にもかなり時間を割きますし、そういう点ではむしろ、地道で厳しい職場です。

スタジオ収録が始まる前、スタジオのセット配置やライトの調整などを行いましたが、あのような細かい準備や調整があって初めて収録ができるのです。

また、当日は詳しく説明できませんでしたが、テレビを見るのは視聴者ですから、番組を作る上での大原則は見る人の立場に立って物事を考える事なんです。視聴者がどんな情報を知りたいのか、またどんな情報を、伝えれば視聴者が見てくれるのか、と言う事を考えながら企画を立て、取材して1本の番組に作り上げているのです。つまり、かなり高いレベルでの思考力や表現力が求められる仕事なんですね。

なんか難しいことを書いてしまいましたが、どんな仕事をするにも、表現力や思考力って大切です。また、相手の話を良く聞き、相手を理解した上で、自分の言いたいことを上手に伝えられるようになれば、良い仕事ができます。そんな事を頭の片隅に置きながら、これからの進路選択を考えてみてください。

結びになりますが、テレビの仕事に関心を持ってくれたみたいなので、こちらとしても嬉しかったです。

平上さんのジョブシャドウの様子は、インタビューも含めて当社のニュース番組で放送しました。番組のビデオテープ送りますので、良かったら見てください。では、これからも楽しい高校生活を・・・・ 平上さんのジョブシャドウの様子は、インタビューも含めて当社のニース番組で放送しました。番組のビデオテープ送りますので、良かったら見てください。では、これからも楽しい高校生活を・・・・

N M さん

高校生にシャドウされて感じたこと

短い時間の中で、多くのことを吸収しようと真剣に取り組んでいる姿が新鮮でした。
一緒に動いた私たちにも新鮮な気持ちで仕事に取り組める力をいただけた気がしました。

実際は2時間という時間の中で、「社会」「仕事」というものの何をどのように感じ取れたのだろうかと不安にも思います。
多くのことを吸収したいという意欲を感じた分、2時間という時間は短く感じました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

2時間という短い時間でしたがお疲れ様でした。

実際に会社の中で、社員として電話応対等を経験してどうでしたか?「とても緊張していた」と後で聞きましたが、電話の応対等は落ち着いて出来ていたと思います。そして職場の一員として、一つ一つの仕事に対し丁寧に一生懸命取り組んでいる姿がとても印象的でした。本当にお疲れ様でした。

社会で求められるものの中には、学校内の勉強だけでは得られないものも多くあります。社会の中では、挨拶の一言や会話の中にも社会人としての常識・マナーが常に求められます。それは、会社の中での人間関係、社会の中でのお客様との関係にも全てつながってきますので忘れないでいてください。

これから是非、多くのことにチャレンジし、そしていろいろな人との出会いや体験によって自分自身を磨き、成長させていってください。それは、きっと貴重な財産になることと思います。

学校での勉強や部活も頑張ってください。応援しています。

H K さん

高校生にシャドウされて感じたこと

今回ジョブシャドウできた高校1年生と同じ頃を振り返ると、恥ずかしながら将来何になりたいか、社会がどのようなものかはあまり考えていなかったです。早い時期から「仕事」という事を目にして、感じる機会があることは非常に有意義な事です。また、シャドウされて社会の一員としてこのような機会がもてた事を嬉しく思います。

今回シャドウできた学生は自主参加で来ているだけあって、しっかりとした意志のある学生たちだと思います。社会が賛同し、今回のような活動の裾野が広がり学生の通常プログラムに組み込まれた時にもっと有意義なものになると考えます。

シャドウした高校生に伝えたいこと

2時間という短い時間でしたが、「仕事」というものに対し何か感じてもらえたでしょうか?私は「仕事」とは自分の意志で何かを生み出す事だと考えています。受動的ではなく能動的に行動できる事が大切です。

小山さんは今高校1年生ですよね?「仕事」と一言で言っても色々なものがあります、学生時代が終わってからは社会人として何かしらの「仕事」につく事になるかと思います。今から今後のプランを考えることはけして損ではないと思いますよ。その為には、土台として大いに遊び、大いに学び、豊かな経験をして下さい。スポーツに、勉強に、小山さんの今後の活躍を期待しています。

M U さん

高校生にシャドウされて感じたこと

入社当時、事務所ビル内に居るだけで、あるいは仕事中というだけで、大変緊張していたことを思い出し、それに比べると今は、いい意味でリラックスして仕事しているなと、自分自身を振り返りました。

その反面、学生時代のような、50メートル全力疾走のごとき力を傾け、全身をレンズにして周りで起きること全てを一網打尽に写し取ってしまう、そのような勢いは、自分で思っている以上に鈍っていると感じました。

私は子供がありませんので、仕事場でシャドウされてというより、むしろ高校生と身近に接する時間を持って感じたことになってしまいましたが、日常の世間話をしたのではなく、共通の目的の下、お互いが一生懸命だったからこそ、担当生徒のすごいパワーを見せていただけたのだと思います。素敵な時間を過ごさせて頂き、ありがとうございました。

シャドウした高校生に伝えたいこと

先日は関心を持って熱心に仕事に参加して頂き、ありがとうございました。

そもそも会社の活動は特定個人の独創、起業により始まった商売がうまくいって大きくなり、組織で大々的に行っているものです。

もし、自分自身でやってみたいこと、興味がある、好きなことがあるのならそれを、とにかく万難を排して追求して頂きたいと思います。人の助力も遠慮せずどんどん受け、周りを巻き込んでいいと思います。人を巻き込む心の強さを持つことができれば素晴らしいです。追求の対象は、仕事に必ずしも限られず、例えば子供を育てることでもいいと思います。

僭越なことを申しましたが、そのように努力をされて、自分自身で何か価値を作り出すことができれば、それから派生して様々な活動が生まれ、周りの方々の幸せにも貢献できると思います。もしかしたら、新会社が誕生するかも。期待しております。

D Y さん

高校生にシャドウされて感じたこと

高校生にとっては、社会という枠組みに入って初めての経験だった。私は社会人として7年間経験してきたが、おそらく高校生が感じていたであろう"初めて"という感覚を忘れている気がする。当然、私の方が知識も経験も高校生より長けているが、新しい環境に立たされた時、高校生から感じた知ろうとする熱意は劣っていると感じた。それは、現状のレベルはどうであれ、成長のスピードが劣る事を意味する。また、現状打破への繋がりになると思う。

特にサービスの運用というルーチン化されているタスクが多い日常において"初めて"という気持ちになる事を勉強させられた。
知識、経験を生かした上で、"初めて"という気持ちで仕事に臨む事が同一事象においても新たな対応、結果を見出せる。

今日は、恥ずかしながら教えた事よりも教わった事が多かった。

シャドウした高校生に伝えたいこと

早くても社会に出るまで2年、大学に進学すれば、6年先の事。
だから社会に出る実感は全くないと思う(自分がそうであったように)。

今日、ジョブシャドウを通じて経験した事は社会人に出るまでに必要な事のほんのひとつに過ぎないので、社会人になる時に記憶の片隅に残っていればいいし、忘れてもいいと思う。

ただ、2点心に刻んでおいて欲しいとするならば、「知ろうとする熱意」と山方大輔と言う人物と一緒に3時間ぐらい過ごした事は貴重な時間だから絶対に忘れないように!かなり年が離れている事もあってか少し緊張気味な印象を受けたけど、もう少し時間があれば打ち解けたんだろうね。社会に出た時に一緒に働けることを楽しみにしています。

今日は貴重な経験を有難う。